どうやって探す?ホームステイ先
スパイス留学といえどもスリランカにカレーの学校があるわけではありません。「スリランカの家庭料理やアーユルヴェーダ料理を学びながら、暮らすように旅をしたい…」そんな単純で短絡的な想いが始まりでした。どこかに家庭料理を学べるホームステイ先やボランティアツアーはないものか…。でも一体どうやって探せばいいの!?
インターネットで「スリランカ ホームステイ 料理」などと調べてもぴんとくるページにはたどり着けません。出てくるのは、スリランカ英語留学に関する情報ばかりです。そんな中、オプションで家庭料理を教えてもらえるプランを発見しました。
それがコチラのページです。
3食付きでホームステイをしながらマンツーマンの英会話レッスンを行い、オプションでスリランカカレーも学べるというもの。飛行機代やレッスン代を含めると1か月で30万円ほどかかります。これが高いのか安いのか比較対象がないので判断できません。そもそも英会話レッスンしたいのか、私…。ぶれまくる私…。
ちなみに、それまで一週間以上の海外旅行にでかけたことがなく、その殆どが旅行会社に手配をまかせっきりのパッケージツアーばかり。英語もシンハラ語も話せません。よく考えたら3か月もスリランカを放浪するなんて無謀な気がしてきました。
SNSを駆使してついに発見
そんなときに大いに役立ったのはInstagramやfacebookなどのSNS。スリランカカレーやスリランカ旅行のハッシュタグをフォローする内に、スリランカカレーが大好きで現地に実際にカレーを習いに行った人やスリランカでツアーガイドをしている方、仕事の都合でスリランカに住んでいる人などにたどり着きました。
コメントしたりメッセージをやり取りする中で、なんとホームステイ先を紹介してもらえることに。みなさんめちゃくちゃ親切!
3か月のスリランカ留学では6軒のお宅にお世話になりましたが、うち2軒はSNSを通じて知ったホームステイ先です。
きょうはその中から3か月のスリランカ生活をスタートさせた、記念すべき最初のホームステイ先をご紹介します。
ドキドキ!ホストファミリーとの出逢い
40歳にして初めてのホームステイ。ドキドキが止まりません。これまでの人生に後悔は何ひとつないけれど、あえて言うなら若いうちに学生時代に海外留学を体験してみたかった!年齢重ねてからだとお尻重たくなるし、仕事もあるしで勇気がいります…。トゥクトゥクドライバーのぼったくりの洗礼に遭いながらたどり着いた先がこちらのお家。
お庭が広くて気持ちよさそう!
ロケーションは抜群。1分ほど歩くとそこはもうインド洋!ここから眺めるサンセットが大好きでした。
スーパーマーケットも近くにあり生活しやすい場所です。
お家の中はこのようになっています。玄関に入るとすぐのところにリビングダイニング。
窓から太陽の光がたっぷり入って気持ち良い空間でした。
私のお部屋はこちら。
ベッド、クローゼット、シューズボックス、鏡台などが揃っていて清潔感ばつぐん。エアコンはついていませんがファンがあるので快適です。専用のホットシャワールームもありました。
唯一の悩みは「蚊」問題。これはスリランカ中どこのお家でも問題なのですが、窓に網戸がない!部屋の窓を閉めたとしても台所側の扉からいつの間にか忍びこんでくるんです。
ホームステイの料金
気になるホームステイの料金は…。■ 1泊2食付き…2500ルピー(2週間以上で1泊2000ルピー)
■ 料理レッスン…3000ルピー/1回
■ 英語マンツーマンレッスン…1000ルピー/1時間
こちらのお家が位置していたのはコロンボの中心地。近くに大型ショッピングモールや有名レストランなどもありアクセスの良い場所です。ホットシャワーが付いていること、ホストファーザーが日本語を話せる安心感を考えるとリーズナブルな価格設定ではないかと思います。■ 料理レッスン…3000ルピー/1回
■ 英語マンツーマンレッスン…1000ルピー/1時間
わたしは2週間+5日ほどお世話になり、2週間を超えてからは2000ルピーにしてくれました。
おかあさんのスリランカごはんが絶品
いよいよ毎日の料理教室がスタート。ホストファミリーのお母さんからは英語でスリランカ料理を習います。私の英語が小学生レベルなので、お母さんもそれに合わせてゆっくり分かりやすく伝えてくれました。2週間でたくさんのレシピを教わりました。
こちらのファミリーはムスリム(イスラム教の人たち)なのですが、お母さんはシンハラ料理・タミル料理・ムスリム料理のなんでも作ることができ、幅広いレシピを持っています。
基本的なカレーはもちろん、ピットゥやパラタなどの主食や粉もの、ロールスやエラワルロティなどのスナック、スリランカンデザートも教わりました。
はじめのうちは携帯カメラの動画で料理手順を撮影していましたが、あっという間にデータがいっぱいに…。動画を撮るとそちらに集中してしまい、肝心の料理の流れが見えなくなるのでオススメしません!私の場合はメモを取るほうが合っているかも。
問い合わせ先と予約について
コロンボ市内は全体的に物価が高くみんな忙しく働いているので、スリランカ料理を学べるホームステイ先というのはあまり多くありません。わたしがお世話になったファミリーはとにかく親切ですが適度な距離感もあり、初めてのホームステイを快適に過ごすことができました。なによりごはんが美味しい!現在は引っ越しされ、滞在していたお家はなくなってしまいましたが、コロンボ市内に新しくゲストハウスをオープンしたそう。
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ここでもお母さんの料理を習えるようです。
場所はコロンボの有名雑貨店「BAREFOOT」の近くでこれまたアクセス抜群。
気になる方は「Nihon mura gest house」のfacebookページからぜひ直接お問い合わせを。
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