人と車だらけのエッラタウン…
まずエッラの位置を確認しましょう
キャンディやヌワラエリヤから鉄道を使ってエッラに抜けるのが人気のコース。コロンボから車を使うと6~7時間はかかります。どこか途中の都市に立ち寄って観光しながらのんびりエッラにたどり着くのがおすすめ。

緑のグラデーションを織りなす山々の風景が素晴らしく、たっぷり息を吸い込めば爽やかな気分になれること間違いなし!という素敵な場所なのですが…。

道行く人とトゥクトゥクがすれすれ…。
ニューイヤーの繁忙期に訪れたせいかエッラタウンは大混雑!
毎年増加する欧米からの観光客に対応するため、エッラタウンは建設ラッシュなのです。ホテルやカフェ、レストランを建てるために昼夜問わず工事が行われていて、大量の土砂を積んだトラックで渋滞も生まれています。巻き上げられた土埃で、わたしは完全に気管支をヤラれてしまいました。鼻水とくしゃみがとまりません(><)
エッラタウンではのんびりお茶もごはんもできない~!
山の上に素敵なホテルを発見
エッラタウンから少し離れた場所で、景色も空気も楽しめる場所はないものか…。スリランカ通の友人に聞いたところ、教えてくれたのが「98acers(ナインティエイトエイカーズ)」というホテル。宿泊しなくても、レストランはだれでも入れてのんびりできるらしい!

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素敵~‼
宿泊はかなり先まで予約で埋まっていて大人気のようです。山の中腹にあるので中心部の喧騒も忘れられそう。
ではさっそく行ってみよう!ということで、グーグルマップで場所を確認です。

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この地図の中央上部にあるのが鉄道の「エッラ駅」。そこから少し下がったところ、道路に赤線でラインを引いた辺りが「エッラタウン」と呼ばれるゲストハウスやレストランがひしめきあう中心部です。
そして赤枠で囲まれた場所が「98acers」。駅からホテルまでの直線距離は1キロほどですが、くねくねした山道でアップダウンもあるので実際にはもっと遠くに感じられます。スリーウィラーを拾えば300ルピーくらい。わたしはお腹をすかせるためにのんびり歩いて行きました。歩くと30分ちょっとかな。
98acers に到着!
リトルアダムスピークに向かう山道を進んでいくと、ホテルの看板が出てきます。グーグルマップを使えば迷うことなく辿り着けるかと。
こちらがエントランス。コンシェルジュとお土産物屋さんがあります。コンシェルジュの脇の階段をさらに登っていくと…。

こちらの看板が。
この奥が「98cafe」というレストラン兼カフェです。
さぁ、それでは、このレストランからの絶景をどうぞ!

吸い込まれそうな青い空の下に緑の山々が折り重なって、まるで絵画のような景色。ここに居るだけで肺がきれいになりそう!一度テラス席に陣取ってしまうと、もう離れられません。

こちらの空気感がなんとも心地よく、3日間のエッラ滞在中に3回も訪れてしまいました。あー、ここに泊まれたらいいのに。スタッフの部屋でいいから忍び込みたい…。
スリランカカレーとランプライスを楽しもう
予約のとれない大人気のリゾートホテルとあって、お料理のレベルも高いんです!
スリランカスタイルのカレーは7種類のカレーと7種類の副菜、デザートまでついて1500ルピーほど。日本円で900円くらい。ローカル食堂のカレーに比べるともちろん高いですが、この景色を眺めながらホテルクオリティの料理を食べられることを考えるとむしろ安いです!
ちなみにエッラタウンにあるレストランは欧米からの観光客向けなので、1000~1200ルピーほど。どちらにしてもお値段お高め。それなら少し足を延ばして毎日ここで食べたい!

私のおすすめはこちらのランプライス。バナナの葉で包まれたお弁当のようなスタイルのカレーです。開くとこんな感じ。

これが美味しいのなんのって!カルダモンのいい香りで食が進みます。ごはんにもカレーの味が染みていて、スパイス炊き込みご飯のような味わい。
デザートと紅茶でいつまでものんびり
エッラと言えば紅茶。スリランカで一番有名な紅茶の産地と言えばヌワラエリヤですが、ここエッラでは「ウバ」という高級茶が採れるのです。

お茶と一緒にデザートを頼んだら、なんともインスタ映えなフルーツとチーズケーキがやって来ました。ストレートの紅茶もいいですが、甘いデザートをさっぱりとしてくれるジンジャーティーもよく合います。
まとめ
年々人気が上昇し、人であふれるエッラタウン。工事が一段落すれば、過ごしやすい街に戻るのかもしれませんがしばらくは砂埃と騒音に悩まされそう…。そんな時は少し足をのばして、高級リゾートの98acersへ!エッラの魅力がぎゅぎゅっと詰まったカフェ&レストランです。

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