アーユピヤサで心身リセット&デトックス

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AYU PIYASA(アーユピヤサ)。スリランカやアーユルヴェーダに興味を持ったなら、一度は聞いたことがあるかもしれません。コロンボから車でおよそ3時間、マータレーという地域の山と緑に囲まれた広大な敷地にわずか8棟のコテージが点在するアーユルヴェーダリゾートです。ひとりひとりの体質や体調に合わせてドクターの診察に基づいたトリートメントを受けることができ、アーユルヴェーダ理論に基づいたオーガニックな食事やヨガなどのアクティビティで体の内側から健康になれるんだとか!
東京での仕事が忙しすぎて自律神経失調症や生理不順などの不調を抱えていた私は、友人の勧めのままにアーユピヤサにたどり着いたのでした。

到着後すぐにドクターの診察でドーシャ判定

シギリヤやダンブッラ観光などをすませて、13時すぎにアーユピヤサに到着。マータレーの街からは細い山道をどんどん入っていくので、ドライバーさんが途中で迷って何度も道を尋ねてました。ジャングルのような緑を抜けたところに「アーユピヤサ」の門が。中からスタッフが「アーユボーワン」と出迎えてくれたのですが、なんとも朴訥で爽やかな青年(というよりも少年のよう)です。

到着した時には若いスタッフだけでしたが、「後ほど日本語が話せる支配人が来るから先にドクターに合ってください」とのこと。荷物を置いて、メインの建物をまっすぐ進んだところにある診察室に案内されました。



 

ホームページには5人のドクターの写真が載っていたものの、滞在期間中は2人の美しいドクターが常駐。滞在中は毎朝必ず診察を受けてその日の体調を報告する…というルーティンでした。

初日であるこの日は、紙に書かれた質問に答えるカタチで問診を受け、脈を計ってドーシャ(体質)を診断してもらいます。
診断によると私は「ヴァータピッタ」との事。ヴァータは風と空、ピッタは火と少しの水、カパは水と土の要素を持っていて、アーユルヴェーダではドーシャのバランスの乱れが体調不良を引き起こすと考えられています。悪さをしているドーシャを下げるような治療をしていくわけです。

ちなみに当時私は生理が3か月以上遅れていて、早期閉経を疑うほど。病院に通ってホルモン剤を処方されていましたが、いっこうに生理が戻る気配がなく困っていました。仕事やプライベートで悩みを抱えることも多く、心身ともに絶不調な時期だったのです。それがなんとアーユピヤサに到着した翌朝に生理がやってくるというサプライズ!たまたまなのか、スリランカの自然が私のカラダに良い影響を与えたのか…。

アーユルヴェーダを受けるにあたっては生理によって受けられない施術も出てくるのでマイナスなのですが、このままアガッてしまうより全然いい!
という訳で、アーユルヴェーダにもスリランカにも全く興味がなかった私が、この出来事をきっかけにじわじわとスリランカに魅せられていくことになるのです。

アーユピヤサの一日の流れ

到着後は少し遅めのランチを食べ、午後はトリートメントを受けます。
翌日からはアーユルヴェーダ的な「一日のスケジュール」通りに過ごします。



 

6時     起床
6時10分   ダイニング棟でキャンダ(おかゆ)を飲む
6時30分   ヨガ
7時30分   朝食
9時     午前のトリートメント(2時間)
12時     昼食
14時30分   午後のトリートメント(2時間)
19時     夕食

連日東京で飲み歩いていたというのに、一気にこんな仙人みたいな生活にスイッチできるのか。
一日が長そう…。



 

午前中はヨガとトリートメントであっという間に過ぎました。

不安なのが夜です。



 

私たちが泊ったコテージは一番奥。2階建てで大きなバルコニーが付いていました。もちろんテレビは無し。アーユピヤサの客室棟には携帯の電波も届かないようになっています。

始めのうちは「仕事のメールが来てるんじゃないか」と気になってしようがなかったのですが、あっという間に慣れました(笑)今の時代、どこに旅行に行っても電話やメールが追いかけてくるので、ある意味こうやって強制的に電波をシャットアウトするのは大切なことなのかもしれません。
どうしても携帯を使いたいときには、ホテルの敷地を出て道を挟んだ向こう側にオフィス棟があるので、そこでWi-Fiを借りられます。

太陽が昇るのに合わせて起きて、日が沈むのに合わせて眠る。一日中トリートメントを受けてただ食べているだけなのに、夜はぐっすり眠れる不思議…。

オーガニック食材を使ったアーユルヴェーダ食

山の中にこもってアーユルヴェーダ三昧…と言われると、なんとなく食事制限がある気がしませんか!?普段から人の1.5倍量の食事を驚くべきスピードで平らげる私のこと、ヘルシーなアーユルヴェーダ食で足りるわけがないと思っていました。

この頃の私はストレスMAX。夜遅くまで飲み歩いてはシメにご飯ものを頼み、帰りにアイスクリームや菓子パンを買って夜中1時に食べるという不健康な毎日を送っていたのです。

それが!
良い意味で裏切られる結果となりました。



 



 



 

ヘルシーなのにボリュームたっぷり!4日半の滞在で、一度として同じメニューが出たことはありませんでした。

アーユピヤサの敷地の中で育てられたオーガニックのお米やお野菜、ハーブが使われているそうで、全て自然由来の新鮮な食材だからか、胃にもたれないのです。
スリランカの伝統的なメニューが全て網羅されているのも嬉しいところ。

南国らしくカラフルな食卓で、見た目にワクワクするところも魅力です。
美味しい料理は美しい…。アーユピヤサの食事は、いわゆる「健康食」という印象はまったくありません。

アーユルヴェーダ体験で心身ともにほぐされていく



 

こちらがトリートメントを受けに毎日通ったアーユルヴェーダ棟。私たちが泊ったコテージからは歩いて10分弱のところにあります。



 

基本的にオイルまみれになるので、トリートメントを受けるお部屋を撮影できませんでしたが、基本的な流れはこのような感じ。

ヘッドマッサージ→アビヤンガ(オイルで全身マッサージ)→スチームバス

日によってシロダーラ、ハーバルボールやハーバルバス、ネトラバスティ(目をギーで洗う)などが追加されたり体調によってスペシャルトリートメントがあったりする様子。

シロダーラを体験した人の話を聞くと、頭がすっきりしたり思考がクリアになった…なんて感覚が味わえるそうですが、私の場合は特になにか変化があったわけではなく。

それよりもオイルをたっぷり使ったヘッドマッサージが気持ちよすぎました。最後に思いっきり髪の毛引っ張られるんですが、その刺激がクセになりそう。

生理中の為、出来なかった施術もあるようなので次は万全の体制で臨みたい!



 

トリートメント後はオイルべたべたのまま部屋に戻ります。オイルが体の内側まで浸透して巡っていくことが大切なので、しばらく洗わずに過ごすのです。

自然のパワーも吸収しながらトリートメント三昧。少しずつ体がほぐれていくのが実感できます。なにも考えずに自然にカラダを預けるってなんて贅沢だろ。

まとめ

スリランカにもアーユルヴェーダにも興味がなく、どちらかというと東洋医学が苦手だった私。アーユピヤサは広大な自然の中、清潔な施設と行き届いたサービスでアーユルヴェーダを体験することができます。支配人であるサラットさんは日本語を話せるので、希望があれば料理教室をアレンジしてくれたり占い師の先生を読んでくれたりとアクティビティも充実。アーユルヴェーダだけでなくスリランカ観光や文化体験もできるんです。
本格的なアーユルヴェーダを受けながらフレキシブルな対応も期待できるアーユピヤサ、おすすめです。

アーユピヤサのアクティビティについてはまた別の記事で!

【アーユピヤサ】
住所     :Ovil Pitiya,Estate Ovilla,matale,Sri lanka
電話番号   :+94-66-2225486(スリランカ) /03-6278-8561(日本)
ホームページ :http://www.ayupiyasa.com/index_j.html

PROFILE

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srilankagohan

スリランカに魅せられスリランカで人生変わったアラフォー♀
東京でフリーアナウンサーをしていましたが、現在は日本とスリランカを行き来しながら自由なライフスタイルを模索中。
スリランカ旅やスリランカごはんの情報を発信しています。

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