オンナ40歳、スリランカに出会って人生変わりました

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2016年7月に初めてスリランカを訪れて以来、これまでの2年間に4度スリランカに渡りました(追記:2019年現在で6度!)。
フリーランスで仕事をしている私にとって海外旅行で仕事を休む…とはお給料がまったく入らない状態を意味します。怖くて長らく休みが取れなかった私にとってそれは大冒険。

どうしてこんなにもスリランカに惹かれたのか。雑誌やインターネットには魅力的な未知なる国の情報があふれるなかで、どうしてまたスリランカに行ってしまうのか。4度のスリランカ旅行を振りかえってみます。

ともだちに押し切られて初めてのスリランカ

きっかけは仕事が入らずぽっかり10連休ができたこと。奇跡的に休みが重なった友人と海外旅行に行こう!と盛り上がり、旅先を話しあうことに。10連休なんてフリーになって以来初めてのことでどうせならNYかパリに行きたいと意気込む私に、彼女は頑なに「スリランカでアーユルヴェーダをしたい」と言ったのでした。

スリランカ…、スリランカって…、どこ???

アーユルヴェーダってなに??



アジアと言えば東南アジアだった私は、どのあたりにスリランカがあるのか分からないままツアーに申し込み現地に到着。



空港に降り立ってまず感じたこと。スリランカの人たちって肌の色の濃いんだってこと。狭い世界しか知らなかった私はなんだか「怖い」と感じてしまいました。

ですが、その思い込みはすぐに覆されることに。空港に迎えに来てくれたガイドドライバーさんはとてもフレンドリーで親切。道行く人はどこか満たされたような穏やかな表情で、観光客である私たちに挨拶したりお世話を焼いてくれようとしたのです。



この時はジェフェリーバワの建築で知られるホテル「ヘリタンスカンダラマ」と滞在型アーユルヴェーダ施設「アーユピヤサ」に泊まり、日本語ができるドライバーがシギリヤロックやキャンディの仏歯寺、ダンブッラの石窟寺院を案内してくれるという定番ツアー。

今から考えると初めてのスリランカがこのようなパッケージツアーで本当に良かったなと思います。
スリランカ国内は交通の便が悪く、都市間の移動が大変。涼しい車内でドライバーさんのガイドを聞きながら効率良く回れたからこそスリランカの良さを堪能できたと思います。

とにかく、この旅で触れたスリランカの人たちの素朴なやさしさと、スリランカで食べたごはんの色鮮やかさに心を奪われ、きっとこの場所に帰ってくるだろうと心の中で思いました。

ローカルなスリランカを巡りたいと空回った2度目の旅

半年後、スリランカ熱が冷めやらぬ私は「自分の足でローカルな旅をしたい」と考え、女ともだち
2人を引き連れ再びスリランカへ。航空券だけを手配してバスや電車を使って各都市を巡る計画です。ツアー以外で海外旅行をするのはこの時が初めてでした。



キャンディに向かう鉄道旅では、車両から人がはみ出るくらいの満員電車におよそ4時間。しかも日本では考えられないくらい揺れるのです。

スリランカ鉄道旅の記録はこちらから>>>

コロンボへ戻るバス旅では、ギシギシと音をたてながら猛スピードで山道を駆け抜けるローカルバスに4時間。車内にトイレもなければトイレ休憩もなく終点までノンストップ。ローカル食堂の裏の市場は魚や肉の匂いにあふれ、トゥクトゥクドライバーとの料金交渉でも苦労しました。



前回とは違う生々しくて人間味溢れるスリランカの魅力を感じて目をキラキラさせている私の横で、友だちの一人はスパイスの香りすらダメになり乗り物酔いでダウン。
友人たちにもスリランカを好きになって欲しいと考えていた私の計画は大失敗だったようで、それ以来、初めてのスリランカはツアー旅行をすすめています。

仕事をリセットしてスリランカにスパイス留学

2度の旅を通して、ますますスリランカの魅力にハマっていた私。なかでも、アーユルヴェーダ施設で食べたスリランカのごはんの優しい味わいが忘れられず、日本でもスリランカ料理教室に通う始末。40歳の大台を迎え仕事での行き詰まりを感じていたこともあり、東京での生活と仕事をリセットして思い切ってスリランカにしばらく住んでみることにしました。



40歳にして初めてのホームステイを経験しながら、アーユルヴェーダ医師の個人病院に通って医学としてのアーユルヴェーダフードを学んでサーティフィケイトを取得。スリランカでは伝承医学としてのアーユルヴェーダが家庭に浸透しているので、日頃から身の回りにあるハーブや食材を使って体調を整えます。



暮らすように滞在すること3か月弱。日本食が恋しくなることもなく、ますますスリランカを好きになって帰国しました。現地で私にできる仕事があるなら、まだまだ居続けたかったほど。

自由に旅するスリランカ

3度の旅を経て、まだまだスリランカには未知なるエリアがあることに気付いた私。4度目の旅は、ローカルバスを使って一人で自由に旅することに。といっても前回の長期滞在の間に現地に知り合いも出来たので、いろんな人を頼りながらの旅となりました。



夜行バスやローカルバスなどを乗りつなぎ、トリンコマリーからキャンディ、エッラ、ハプタレー、ホートンプレインズ、コロンボ、シーギリヤ、ハバラナ、ポロンナルワ。
ゆったりした時が流れる田舎の風景にも、日々変化するコロンボの騒々しさにも、どんなスリランカにもわくわくする。

まだまだ私のスリランカ熱は冷めそうにありません。
PROFILE

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srilankagohan

スリランカに魅せられスリランカで人生変わったアラフォー♀
東京でフリーアナウンサーをしていましたが、現在は日本とスリランカを行き来しながら自由なライフスタイルを模索中。
スリランカ旅やスリランカごはんの情報を発信しています。

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