見た目は都会的、店内は伝統的
オーガニックレストラン「ランバット」があるのは、コロンボの中でもオフィスや中級クラスのホテルが集まるエリア。
ぱっと見た感じは、サラダ専門店やサンドイッチ屋さんのよう！ファストフード店のようなシンプルさがあります。
店内に入ると・・・。
テーブルや椅子は今風なんですが、お水用のコップがココナツの殻。素焼きの水がめが置かれていたりして、このギャップがなんとも魅力的です。
クラッカンメニューが充実
私がランバスを訪れたのは朝ごはんの時間。ガラスのショーケースの中に、いくつかのおかずやスイーツが並んでいました。並んでいないものでも、壁にかかっているメニューを見ながら頼めば作ってくれるようです。
特徴的なのは「クラッカン」を使ったメニューが多いこと！クラッカンというのはシコクビエという雑穀のことで、スリランカでは料理やデザートによく使われます。独特の風味がありザラっとした食感が美味しいのです。なんだろう、小豆のような？
この日は、12番の「クラッカンストリングホッパー」を頼みました。ここまでクラッカンメニューが充実しているレストランはなかなか見かけないので、期待に胸が膨らみます。
朝食の定番 ストリングホッパー
煎ったお米の粉をこねて、専用の器具で細い麺状に絞りだしてから蒸したものがストリングホッパー。スリランカでは「イディアーッパ」と呼ばれる主食のひとつです。白いお米から作ると白いイディーアッパに、赤米から作ると赤いイディアーッパになります。
スリランカでもよく見かけるのはこれら紅白のイディアーッパなのですが、このようにクラッカンを混ぜると黒いイディアーッパに！ココナツミルクたっぷりの「ホディ」というしゃばしゃばのカレーと、ポルサンボルというココナツの辛いふりかけをかけて、手でつぶすようにして食べます。
イディアーッパは手で食べるのが断然おすすめ！
細かい麺を指先でつぶしたり捏ねたりするときに、カレーがどんどん吸われて味が馴染むんです！それがたまらない美味しさ。辛さはポルサンボルを少しずつ足しながら、自分で調整できますよ。うーん、やっぱりクラッカンはカラダに優しい味がする！
定番のライスアンドカリーは色鮮やか。
オーガニック食材を使っているそうなので、野菜たっぷりのカレーを注文するのもいいですね。
アクセス
お店の場所はこちら。インドビザセンターの近くにあります。コロンボ市内をよく走っている101番のローカルバスで「British counsil」というバス停で降りると便利。この辺りはゲストハウスや安めのデザインホテルも多いので、宿泊先の朝ごはんがいまいちなら是非こちらへ！
【Ranbath】
電話 （94）77 323 5555
メール ranbathorganic@gmail.com
営業時間 6時〜22時
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