タイならトムヤムクン、ベトナムならフォーに生春巻き、台湾は小籠包に魯肉飯
韓国行ったらキンパにトッポギにサムギョプサル…。
ほら、食べたいご当地グルメが次々に思い浮かぶのにスリランカは!?
スリランカに行ってきたよと話すとみんなが口をそろえて言うんです。
『スリランカって何食べるの!?』
食べたら絶対くせになる!
きょうはスリランカの食文化をざっくりご紹介します。
基本はカレー、3食カレー
スリランカで何食べるの?と聞かれたら、とりあえずこう答えるしかありません。「カレーです」
でも、私たちがカレーと聞いて思い浮かべるのはインドカレーか欧風カレー。
スリランカのそれはそのどちらともちょっと違う。
カレー=煮込み料理のような感じで、さらさら汁気が多いものもあればかぼちゃの煮物のように完全に汁気がないものもある。
日本のカレーにはお肉と野菜何種類かがひとつのカレーに入っているけれど、スリランカのカレーは基本ひとつの食材でひとつのカレー。チキンカレー、魚カレー、イカカレー、かぼちゃカレー
じゃがいもカレー、ゴーヤカレー…などなど数えきれない種類があり、ひとつひとつ味付けも色も
違うから驚きです。
色んなカレーを少しずつ組み合わせることで、自分好みのスリランカカレーが完成するんです!
日本との共通点多し!スリランカの食文化
島国であるスリランカには、食に関する日本との共通点が2つあります。■ お米が主食
■ 鰹節(モルジブフィッシュ)を使う
日本米と違って水分や糖質の少ない「サンバライス」がメインであり、このサンバライスがカレーの旨味をぐんぐん吸ってスリランカカレーがいっそう美味しく感じられる気が。
南部エリアでよく見かける赤米もぜひ食べてほしい。ビタミンやミネラルが多く含まれているので
健康にも美容にも良くて一石二鳥。
鰹節の使い方は日本とは違っていて、粗削りのものをそのまま料理に入れることが多い。
ダシをとるというよりも、具材のひとつとしてボリボリ食べるイメージで噛むほどにさらに味が染み出てくるのです。
この2つの共通点だけ見ても、スリランカ料理は絶対日本人の口に合うと思いませんか!?
なくてはならないココナッツ
とにもかくにもスリランカ料理になくてはならないのがココナツ。ココナツウォーターやココナツミルクはもちろん、オイルとしても、さらには身を削ってココナツフレークをふりかけにしたり野菜と混ぜたりして余すことなく使い切ります。
ココナツミルクでご飯を炊いたキリバット(ミルクライス)も有名。
私はもともとココナツミルク独特の香りや甘ったるいところが苦手でしたが、スリランカに来てフレッシュなココナツを食べたことで印象が変わりました。
かたい殻を割ってココナツを削るのはなかなか力仕事。
スリランカに行ったらぜひこのココナツ削りも体験してみてくださいね。
とりあえずランチはライス&カリーで
で、結局のところスリランカでは何食べるの?ってことなんですが
ランチなら「ライス&カリー」を頼めばいかにもスリランカらしいカレーが食べられます。
ビュッフェスタイルで自分で好きなカレーを選べるところもあれば、その日によって決まった組み合わせのライス&カリーを出すお店もあってさまざま。
スリランカでは朝ごはんや晩ごはんにライス&カリーを出すお店はあまりありません。まずはランチで堪能しましょう!
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